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「非常時は親元へ」は本当に正しい?保育防災から見えた”命の判断”

防災 THE PRESSは4回目のぼうさいこくたいに参加させていただきました。
取材でお世話になった方、ぼうさいこくたいで一年に一度お会いする方が増えてきて
すれ違うとお久しぶりですと挨拶していただける方が増えてとても嬉しいです。

今回はその中から取材で何度かお世話になっている
一般社団法人 明日へ架け橋様のブースをご紹介。
明日へ架け橋のブースでは、保育防災についてお話を聞かせていただきました。

保育園では毎月1回の避難訓練が義務つけているため、
東日本大震災の時も被害は少なかったそうです。

災害時、非常時は親元へ子どもを引き渡す決まりなのですが、
保護者が園児を迎えに来た後の帰り道などで津波に飲み込まれ犠牲になった事例も少なくないようです。
もし自分に子どもがいて、迎えに行って一緒にいる時に被害にあってしまったらと思うと迎えに行くのが正しいのか?と考えてまうと思います。

園が高台にあるならそのまま園にいる方が安全の可能性も。でもその安全だと思った園まで飲み込まれ被害に会えば引き渡して欲しかった、
早く迎えに行けば変わっていたかもしれないという気持ちもあると思います。

その時の被害の大きさやタイミング、
自然災害は本当に読めないことが多く、
どんなに沢山シュミレーションをしてあらゆる可能性を考えても、
起きてから次はこういう対策をしようと少しずつ改善していくしかないのがもどかしいように感じます。
『非常時は親元へ』という常識を見直していこうと言う声も大きくなっているそうです。

 

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