みなさんが住んでいる住宅は、何構造でしょうか?
耐震構造? 制震構造? 免震構造?
よく聞くのは耐震構造かなと思います。
私も耐震構造をよく耳にしていました。
イオンモール浜松志都呂・防災フェス2025で
浜松nanet(浜松市内の企業による災害支援ネットワーク)として出展されていたうちの1つ、
有限会社タイキなくらし様から、今は3種類の地震防災建築があると教えて頂きました。
■ 耐震構造(たいしんこうぞう)
建物そのものを丈夫にして揺れに耐える方法です。
柱や梁、壁を強化し、地震の力を“受け止める”ことで倒壊を防ぐ仕組み。
■ 制震構造(せいしんこうぞう)
建物の中にダンパーなどの装置を取り付け、揺れのエネルギーを吸収して小さくする方法です。
建物は揺れますが、揺れ方がゆるやかになり、家具の転倒なども起きにくくなります。
■ 免震構造(めんしんこうぞう)
建物と地面の間に免震装置を入れ、地震の揺れを建物に直接伝えにくくする方法です。
建物全体がゆっくり動くため、揺れそのものを大きく減らせるのが特徴です。

国が推進しているのは耐震構造。
ですが、一度大きな揺れには耐え切れるものの、
余震などで何回も揺れてしまうと耐えきれなくなってしまう可能性があります。
そのため、今は制震構造をオススメしているのだとか!
タイキなくらしさんでは、平屋+制震構造+軽量屋根を提案しています。
平屋は重心が低く地震に強い構造ですが、そこに制震装置を組み合わせることで、
揺れをしっかり吸収してさらに安心感が増します。
建物へのダメージを抑えられるため、長く安全に暮らしたい方にとても適したつくりです。
将来、もっと地震対策を施した建築方法が出てくるかもしれません。
住宅は私たちの衣食住に携わる大事な部分。
どんな対策を行われているのか知り、選択することが大事になっていくんだなと感じました。
まずは自分が住んでいる建物が何構造で建てられているのを知ることから始めようと思いました!

外では浜松nanetに所属されている明石石油様の消火器体験ブースが開催されており、
途切れることなくお子様連れのご家族など多くの方が参加して実際に消火器に触れながら消火作業の体験を行なっていました。
このような実際の体験がいざという時に活きるからこそ親子揃ってできるこういう経験は本当に大切だなと感じました。

その他にも多数のブースで防災に関連する内容の企業様が出展されていました。
このように地域を支える企業がこのようにイオンモールでのイベントに出展してお客様と話し合いながら
知識を共有できるこの取り組みが素敵だなと改めて思いました。
writer:ワタナベエリナ(Tokyo/ https://www.instagram.com/erina_kinoto)





