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防サイエンスショーから学ぶ、科学と「伝える力」の重要性

今回は防サイエンスショーに参加し、防災と科学、そして「伝えること」の大切さについて学びました。
会場には手話通訳者が2人おり、耳が聞こえない人でも内容が理解できる工夫がされており、
難しい科学実験を、集まる子供から大人まで理解できるように
誰にでも分かる言葉で説明していた点は、サイエンスコミュニケーションの良い例だと感じました。

ショーでは、地震の仕組みについての説明があり、
日本は世界でも特に地震が多い国で、4枚のプレートが重なっているため、常に地震の危険と隣り合わせにあることをわかりやすく説明されていました。

3つのボールがついた振り子を使った実験では、
紐の長さによって揺れる速さ(周期)が違うことが取り上げられ
これにより、同じ震度の地震でも、建物の高さによって揺れ方が異なることが示されていました。
特に、ゆっくりと大きく揺れる「長周期地震動」は高い建物を大きく揺らすため、とても危険だと知り、
気象庁が2年前から長周期地震動を階級3以上で発表している理由もとても理解ができました。

また、能登半島地震の被害についての話はとても印象に残り、
かつて一番にぎわっていた場所が、火災や津波警報の影響で消防活動ができず、
大火災となり、今では更地になってしまったという話に心が痛みました。
さらに、古い建物が崩れたまま1年以上放置されているケースもあり、
持ち主と連絡が取れないため撤去できないという現実を知り、災害の影響が長く続くことをより一層感じました。

液状化現象については、濡れた泥とピンポン玉を使った実験で説明され、とても分かりやすかったです。
マッサージ機で地震の揺れを再現すると、土の中に埋めたピンポン玉が浮き上がってくる様子から、
地面が不安定になる危険性を理解できると同時にもし本当に起きたらと思うとぞっとしました。

さらに、自助・公助・共助の考え方や、
シェイクアウト訓練で「上から落ちるもの」「横から倒れるもの」「横から動くもの」に注意することの大切さも学びました。
地球温暖化の影響で、ゲリラ豪雨などの大雨災害が増えている今、防災は他人事ではない。
今回のショーを通して、正しい知識を身につけ、日頃から備えることの重要性を強く感じました。

また、午後からは落語に親しみながら、防災について学ぶということで防災落語の時間があり、
お話するのは近隣の大塚小学校の避難所運営協議会の会長さん。
大人から子供まで集まり、世間話や防災訓練などの話をネタに笑いも交えながらお話されていて
防災というものを身近に感じるきっかけとしてすごく良い取り組みだなと感じました。

Writer:ヒラサワマヤ(Tokyo/ https://www.instagram.com/__mayalion__

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