文京区で開催された令和7年度防災フェスタでは、
企業の特設展示において紹介された東京都下水道局様のブースではマンホールのソケットを通して、
液状化現象とマンホール対策についての理解を深めることができました。
液状化現象とは、地震や大雨の際に地面の中へ大量の水が入り込み、土が泥状になってしまう現象のこと。
このような状態になると、地面が重い物を支えられなくなり、
マンホールが浮き上がったり、道路が破損したりするなど、私たちの生活に大きな危険をもたらします。

特設展示では、雨水流入模型「雨ます」くん4号を使用し、
雨が降った際の水の流れを実際に見ることができました。
模型では、地面に設置されている網(グレーチング)の上に落ち葉やゴミがたまることで、
雨水がスムーズに地下の下水道へ流れなくなる様子が再現されていました。
また、バリアフリーのために設置されている段差回避ブロックが、
場合によっては排水の妨げになることも示されており、身近な設備が災害時には影響を及ぼすことを知りました。
雨水が地面にたまり続けると、地下の土に水が染み込み、地盤が弱くなります。
その結果、液状化が起こりやすくなり、マンホールの内部に水が流れ込むことで浮力が強まり、
マンホールが持ち上がってしまう危険があることが分かりました。
口頭での説明だけでなく、模型を使って目で見て学ぶことで、
現象の仕組みをより具体的に理解することができ、大変分かりやすいと感じました。
この防災イベントを通して、災害の仕組みを知ることが、
自分自身や周りの人々の命を守る行動につながるのだと実感しました。
「雨ます」くん4号のような分かりやすい模型を用いた取り組みは、
専門的な知識がなくても理解しやすく、多くの方の防災意識を高めるうえで非常に重要であると思いました。

また当日には有事の際には協力関係を築いている多数の企業のブースが出展しており、
親子連れの皆さんをはじめとする方々が各ブースに興味を持って体験をしたり、学んだりする機会が実施されていました。

他にも、災害時に炊き出しなどの支援を行う協力団体様がキッチンカーを出店して
チュロスの配布を行ったり、
炊き出し訓練として自衛隊の皆さんが作ったカレーの配布があったりと
より一層身近に災害時が起きた時に協力してもらえるということを感じる体験ができました。
Writer:ヒラサワマヤ(Tokyo/https://www.instagram.com/__mayalion__)




