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「すぐに導入できる防災教材」現場で見えたトランシーバー教育の実際体験した評価とは

大阪市阿倍野区にある私立桃山学院中学校にて実施された、防災教育のデモ授業の様子を取材しました。
今回の授業では、無線通信機器大手のアイコム株式会社が開発した
「トランシーバーを活用した防災教材」が用いられており、
災害時における新たなコミュニケーション手段について学ぶ機会が提供されていました。

アイコム株式会社の無線機を活用した防災訓練の授業

本教材は中学校教員向けに設計されており、
免許や資格がなくても使用可能なトランシーバー20台がセットとして無償で貸与されます。
特設サイトから申請を行うことで利用でき、最大14日間使用可能で返送料も同社が負担する仕組みとなっています。
このような導入のしやすさからも、
教育現場への普及を強く意識した取り組みであることがうかがえます。

授業は約50分で構成されており、
解説動画の視聴から始まり、ロールプレイング形式の防災訓練、そして振り返りへと進みます。
訓練では、生徒がチームごとに分かれ、避難者の把握や誘導、必要な物資の確保といったミッションに取り組みながら、トランシーバーを用いて情報を共有します。
ワークシートも用意されており、
伝達すべき内容や話し方を整理しながら実践できる点が特徴です。

実際に参加した生徒の皆さんに話を伺うと、
操作の簡単さや情報伝達の速さが良いと評価している声が多く聞かれました。
教員の皆さんからも、
準備や進行に大きな負担がかからず、
限られた授業時間内で効果的に実施できる点が高く評価されていました。
動画を活用した説明や、要点を絞った構成により、
集中力を維持しながら学べる工夫が随所に見られました。

災害時において、通信手段の確保は極めて重要です。
スマートフォンが主流となっている現代においても、
同時に多くの人へ情報を届けられる無線機の特性は大きな強みといえます。

取材を通して、こうした実践的な学びを通じて、
防災に対する理解を深める本取り組みは、
今後の教育現場において重要な役割を果たすものだと感じました。

Writer:オカダリンカ(Osaka/ https://www.instagram.com/loeyn__ )

 

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