いつものもしもCARAVAN 新潟 in ぼうさいこくたいにて、まつや株式会社企画営業部統括マネージャーの韮澤隆博様より取材をさせていただきました!
ブースでは災害食として注目されている「雑炊シリーズ」が紹介されており、2021年にはそのひとつであるたいぞうすいが災害食大賞©2021うまみ部門で最優秀賞を受賞されたそうです。
私は実際に「さけぞうすい」を試食させていただきました。お米の粒感がしっかりと残っていて、ただのお粥ではなく「ご飯」としての満足感がありました。
また災害食とは思えないほど鮭の味が濃く、本格的な味わいに感じられました。
その工夫について伺ったところ、「実際に鮭を焼くことで魚独特の生臭さを取り除くと同時に香ばしさや旨味が引き立つようにしている」と仰っていました。
災害食と聞くと「非常時の食べ物」というイメージが強いですが、まつや株式会社様では災害時だけでなく普段の生活でも美味しく食べられるよう、
このように味にこだわって製造されているのだと知ることができました。
食を通じて人の心を支える素晴らしさや監修の老舗割烹大倉屋様の食に対しての想いを感じ、
日頃から感謝の気持ちを持って食べようと改めて思いました。
試食させていただいた鮭雑炊は常温で5年間保存可能で、
お湯なら10分、水なら30分で調理できとっても便利ですが、種類によっては7年も持つものやお湯や水を注いですぐに食べられる「0分調理」の商品もあるそうです。
保存期間が長い点やすぐに食べられるという点は災害時や忙しくて時間が無い時でも安心して食べていただける大きな魅力だと感じました。

そして、雑炊だけでなく8大アレルゲン不使用のベビーフードシリーズや、
刻みタイプからペーストタイプまで対応した介護食シリーズも商品として販売されており、幅広い年代に対応していることに驚きました。
このように美味しく温かみのある食事を災害時においても誰もが口にできることは、心の安定にもつながると思います。
今回の取材を通じて、防災と「食」との繋がりの深さを学ぶことができました。
「食べる・買う・備える」のローリングストックという考え方で食べ慣れたものが災害食になり、
フードロスの削減になることも教えていただいたため、私も身近なところから食の防災を実践していきたいです。
writer:セキユラ(Niigata/https://www.instagram.com/yura_4.28?igsh=a3V5dW02NnB5OXZ3)





