イオンモール浜松志都呂・防災フェス2025に出展されていたスズキ株式会社様ではセニアカーの体験試乗を行なっていました。

「スズキ セニアカー(40周年)」に関する取り組みは、
福祉の現場において非常に意義深いものであると感じました。
このシニアカーの導入は、介護施設の職員不足という課題に対する一つの解決策であり、
また、利用者にとっても生活の質を大きく向上させる手段となる可能性を秘めていると感じました。
まず、福祉・医療施設における職員不足という問題は深刻で、
現場では限られた人数で多くの利用者をサポートしなければならない状況が続いています。
このような中で、シニアカーを導入することで、
利用者が自ら移動できるようになり、職員の負担が軽減されるだけでなく、利用者自身の自立性も促進されます。
特に、シニアカーを使えば、11分かかっていた移動がわずか2分でできるようになるとのこと。
これは、利用者の移動の自由度を大きく広げ、生活の質の向上につながると考えます。
また、シニアカーは介護保険レンタルで月額2000円という手ごろな価格で提供されており、
要介護度2以上の利用者にとっては経済的にも負担が少なく、手軽に利用できる点が魅力です。
購入するとなると40万円ほどかかりますが、
レンタルであればその分の負担も軽減され、広く普及するための足がかりとなっていきます。
さらに、地域におけるシニアカーの利用促進の可能性についても注目すべきです。
特に、自治会や地域社会において「シニアカー」の存在があまり認識されていない現状に対して、
地域に住む高齢者が移動の自由を得るためには、まずはシニアカーの存在を知ってもらうことが大切です。
シニアカーを使うことで、要介護者も外出ができるようになり、地域とのつながりを深めることができます。
実際に、小学校までの練習を行うことで、
利用者が自信を持って移動できるようになった事例が紹介されており、
このような活動が地域コミュニティの中で広がることを期待したいです。

この取り組みの中で特に感銘を受けたのは、防災という新たな価値の提案です。
特に能登地方での実績が挙げられており、シニアカーを使って避難ができたことで命を救ったケースがあるとのこと。
このような実績が示すように、セニアカーは単なる移動手段にとどまらず、
災害時における生命線ともなり得る重要な役割を果たすことができるのです。
特に津波警報が出た際に、数分、数秒の差が命に直結することを考えれば、セニアカーの役割の重要性がさらに浮き彫りになります。
しかしセニアカーの普及がまだまだ進んでいないという現実もありますが、その潜在的な価値は非常に大きいと感じます。
今後、セニアカーの利用が広がることで、高齢者の移動の自由が保障され、
また、防災時における重要な備えとなることを期待しています。
福祉の現場や地域コミュニティにおいて、
このような取り組みがもっと認知され、実際に導入されることで1つでも多くの命が救えるのではないかなと感じました。
writer:タナカルナ(Aichi/https://www.instagram.com/tuki._0s2/)





