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伊豆山土砂災害の復旧に向けて動かれている日本青年会議所の方にインタビュー!

日本青年会議所の熱海土砂災害支援を行う方にインタビュー

JC(公益社団法人日本青年会議所)の方に
先日の伊豆山土砂災害(静岡県熱海市)についてインタビューをさせて頂きました。

熱海災害支援の日本青年会議所サマコン展示

熱海の土砂災害で上流部や川沿いには、
今も大量の土砂が不安定な状態で残っているそう。
そこでまず、JCI熱海の方々が”今どのような活動をしているのか”お話をお聞きしました!

日本青年会議所の災害現場の支援の様子

被害にあった住宅は、水道の水が全て止まり、今も修復していない。(一部復旧)
住宅に住んでいるのはお年寄りが多く、階段や急な坂などが多い。
山を下れば公民館があり、水を提供しているのだが、
困難な立地にあることから住民の方々はなかなか坂を下ってこないそう。
そこでJCの方々は公民館から住宅へ運ぶという補助をしているそうです。

そして災害被害で亡くなるということよりも、
約5倍の方がストレスで亡くなってしまうケースが多いそう。
そのため、見回りや声がけも行い、
メンタルを支えるのもJCの方々の大きな仕事だとおっしゃっていました。

日本青年会議所の災害支援

次に”これから始めようと思っている活動はあるか”ということも質問させて頂きました。

2つあり、
1つ目は被害にあった周辺地域は
バスやタクシーが入れない禁止区域のため、送迎の車を出す活動。
現在、JCI熱海の無料送迎バスを運行しているそう!

2つ目は水が通らないため、(避難所に洗濯機が無い為)洗濯の代行をJCIがお金を負担して行う活動である。
こんなにも補助をしている中でお金をも負担することに対し、
本当にすごいと伺いながら驚きました。

 

最後に”今の若者に求めることはありますか”という質問をした。
「1回で構わないから被災地を訪れて見てほしい。それは次に災害が起こった時に情報をのみこみやすいし、情報を精査することができるから。」とおっしゃっていた。
それを聞いて激しく同意しました。
私自身も1度だけ被災地に訪れたことがあって
それだけでも災害を身近に感じ、恐ろしさを痛感した。
行くのと行かないのでは、事の重大さを理解できずに
何か災害があったときに手遅れになる。

また支援についてもお話しましたが、
「何か力になりたい」と思ったときに物資を送るのではなく、
義援金または支援金が1番被災地のためとなるそう。
物資はありがたいことに溢れているが、
修繕するためのお金もかかる上、
もらった物資を捨てるのにも2500万円ほどかかってしまう。。。

そんな話を聞いて何が被災地のためになるのかを
しっかり考えて行動を起こすべきだと感じた。

いつどこでどのような災害が起こるかわからない。
また、自分の住んでいる地域では起こらないだろうと他人事でいてはならない。
この2つをとても感じたお話でした。
今からでも募金など、自分のできることを少しでも取り組みたいと思いました。

 

Writer:トウチヒヨ/Tokyo(https://www.instagram.com/hiiiy_015/?hl=ja )

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