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神戸防災の集い〜震災教訓の継承と自己決定力向上〜

1月16日に神戸学院大学で

「神戸防災の集い〜震災教訓の継承と自己決定力向上〜」が行われ、

そこでの学生による発表会に参加させて頂きました。

 

今回この行事は、若者が取り組んでいる防災活動を広く知ってもらい、

関心を持ってもらうということを目的として行われています。

発表の中でそれぞれの地域で活動している

防災ジュニアチームに注目したのでいくつかご紹介したいと思います。

 

まず初めに、防災ジュニアチームとは、

福祉コミュニティに所属している神戸市の防災のチームのことで、

今回私が紹介するのは、ポーアイ防災ジュニアチームと、

魚崎防災ジュニアチーム、ひよどり台防災チームについてです。

 

 1つ目のポーアイ防災ジュニアチームが主に行っている活動は、

AEDの講習や消防署施設の見学、避難経路を実際に歩いてみたり訓練に参加していました。

AEDの取り扱いは、

自動車免許取得の時や高校や中学の授業で学んだことはありますが、

自主的に学んだことがありません。

それを私よりも年齢が若い人たちが

積極的に学んでいるということを知って私も授業としてではなく、

普段から使えるように学ぶことでいつ使う時が来ても

積極的に使えるようにしなければいけないのだと話を聞いてとても強く実感しました。

 2つ目の魚崎防災ジュニアチームは、

中学生だからこそ学業を優先した上で、『誰よりも命の大切さを考えた行動』

がとれるようになる事が目標だと伝えていました。

また、神戸市出初式に参加していたり、

全国の防災ジュニア活動報告、

常に自分の命を優先にして考えて行動するように意識していました。

 

また、自分たちだけが防災の知識や意識を強めるのではなく、

自分たちの家族と話し合うことで

家族みんなが防災について意識をする取り組みをしていました。

この話を聞いて確かに、

自分だけ防災の知識があるより一緒に過ごしている家族にも共有することで

避難する時もスムーズに行動できると思うし安全でもあるなと思いました。

 

 最後は、ひよどり台防災ジュニアチームです。

ひよどり台防災ジュニアチームは、

2001年ひよどり台防災福祉コミュニティの発足であり、

地域の防災福祉は地域全体で取り組んでいるそうです。

メンバー構成は236人もの数で4月にメンバーを集め、5月に任命式を行います。

このチームは活動の見える化を行っており

地域の人に知ってもらいそして興味を持ってもらう活動を行っています。

 

ノートに記入

今回の防災ジュニアチームは、

今紹介したチームの他にもまだたくさんのチームが活動していていました。

それぞれのチームによって同じ防災活動だけれど目標や意思が違うんだということを学びました。

私たちよりも年齢が若い人たちなのに

こうやって防災の活動に熱心に取り組んでいる姿を見て

私も最近防災という活動に参加し始めたばかりですが、

もっとたくさんのことを学んでいきたいと改めて思いました。

今日は貴重な体験をさせて頂き本当にありがとうございました。

Writer:ユミキリリカ(Hyogo/ https://www.instagram.com/_ririka58/?hl=ja)

 

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