今回私たちは「第44回九都県市合同 防災訓練」に参加し取材させて頂きました。
地域の小学校や河川、市役所などを利用した、
いくつかの会場に分かれておりその規模の大きさに驚きました。
今回は「実働訓練」で、約800名体制での訓練の実施との事で、
警察・消防・自衛隊の他、様々な機関が個々で行ってきた訓練や話し合いを実践し、
“横の連携”を確かめながら、それぞれが補い合う、そんな災害に備える様子がひとつの見どころと言えます。
今年は日差しがとても強く、時折パラパラと雨が降っていて湿度も高かったため、訓練においてとても体力の奪われる環境でした。
しかし、災害はいつどんな状況でも起こる可能性があり、
訓練当日の天候なども隊員の動きに関わってくるため、
そんな隊員の様子も訓練で確かめることができているそうです。
今回の訓練には子供からお年寄りの方まで、地域住民の方々が沢山参加していました。
主催の方々は、防災訓練の参加がきっかけとなって防災を考える機会になったり、
自宅や職場、そして学校など、どこで災害が起こってしまっても
落ち着いて対応出来るような知識や工夫ができるようになって欲しいという願いがあることを教えていただきました。
普段目にすることが出来ない、さまざまな機関の方々の訓練の様子は、
地域住民の方にも多くの安心を与えることができたのではないかと思いました。
私たちにできることは、そんな活動を知ることや、
171の確認、備蓄などで万が一に備えることなど様々あると思います！
毎日でなくても、年に1度だけ災害について考えてみる、
その積み重ねがとても大切なことでした。
この大規模な防災訓練の実施は多くの人の防災意識の向上や、知識を深めるとても大切な取り組みだと感じました。
Writer：ナカジマナナ(Tokyo/https://instagram.com/cai2982?igshid=MmIzYWVlNDQ5Yg==)
