11月5日(木)は「津波防災の日」です。

2026年11月5日(木)午前10時頃、全国の地方自治体や一部の商業施設などで、緊急地震速報を活用した訓練が実施されます。
地震はいつ、どこで発生するかわかりません。
突然、緊急地震速報が鳴ったとき、皆さんは落ち着いて行動できるでしょうか?
緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが到達するまでの時間は、わずか数秒から数十秒程度しかありません。
その短い時間で自分の身を守るためには、日頃から正しい行動を知り、実際に体を動かして練習しておくことが大切です。
今回は、11月5日に実施される緊急地震速報の訓練と、地震発生時に取るべき行動についてご紹介します。
11月5日(木)午前10時頃、緊急地震速報の訓練を実施!
11月5日の午前10時頃、訓練に参加する自治体の防災行政無線や一部の商業施設などで、緊急地震速報の訓練放送が行われます。
【訓練概要】
- 実施日:2026年11月5日(木)
- 実施時間:午前10時頃
- 実施場所:訓練に参加する地方自治体や一部の商業施設など
※今回の訓練では、原則としてテレビ・ラジオの放送や、携帯電話・スマートフォンの緊急速報メール(エリアメール)に訓練情報は配信されません(一部のコミュニティFM等を除く)。
訓練放送が流れる地域にお住まいの方はもちろん、放送が流れない地域でも、ご家庭や職場、学校などで身を守る行動を練習してみましょう。
緊急地震速報が鳴ったら、どうすればいい?
緊急地震速報を見聞きしたときに最も大切なのは、周囲の状況に応じて、慌てずに身の安全を確保することです。
地震が発生したときに自分がどこにいるのかによって、適切な行動は異なります。
① 家の中にいる場合
丈夫な机の下など、安全な場所に身を寄せ、頭や体を守りましょう。
家具や家電が倒れたり、物が落ちてきたりする可能性があるため、慌てて外に飛び出さないことも大切です。
② 屋外にいる場合
ブロック塀や自動販売機、建物の看板、窓ガラスなど、倒壊や落下の危険があるものから離れましょう。
周囲の状況を確認しながら、頭を守り、安全な場所で揺れが収まるのを待ちましょう。
③ 商業施設や人が多い場所にいる場合
慌てて出口に殺到せず、施設の係員の指示に従いましょう。
棚からの商品落下やガラスの破損などにも注意し、その場でできる安全確保の行動を取ることが重要です。
「シェイクアウト訓練」で身を守る行動を身につけよう!
地震発生時に身を守るための訓練として、「シェイクアウト訓練」があります。
シェイクアウト訓練とは、地震の際の安全確保行動を実践する訓練です。
基本となる行動は次の3つです。
① まず低く(DROP)
姿勢を低くして、転倒を防ぎます。
② 頭を守り(COVER)
机の下などに入り、落下物から頭や体を守ります。
③ 動かない(HOLD ON)
揺れが収まるまで、安全な姿勢を保ちます。
特別な設備がなくても取り組めるため、ご家庭や学校、職場などでも実施できます。
この機会に、実際に体を動かして練習してみてはいかがでしょうか。
自宅でもできる!気象庁の訓練動画を活用しよう
「近くで訓練放送が流れない」「自宅でも緊急地震速報の訓練をしてみたい」という方におすすめなのが、気象庁が公開している「緊急地震速報訓練動画」です。
動画は約1分間で、緊急地震速報のブザー音やアナウンス、地震による揺れの効果音などが流れます。
実際の緊急地震速報を想定しながら、机の下に隠れるなどの安全確保行動を練習できます。
ご家族や職場の皆さんと一緒に、ぜひ活用してみてください。
▶ 気象庁「緊急地震速報訓練動画」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/eew/kunren/kit1.html
※動画には緊急地震速報の音が含まれています。再生する際は、周囲の方への配慮や音量にご注意ください。
訓練をきっかけに、日頃の地震対策も見直そう
地震から命を守るためには、緊急地震速報への対応だけでなく、普段からの備えも欠かせません。
例えば、家具や家電の転倒防止対策はできていますか?
寝室やリビングなど、普段過ごす場所に倒れやすい家具がないか、改めて確認してみましょう。
また、地震の後に津波が発生する可能性もあります。
海岸付近にお住まいの方や、海沿いへお出かけする機会がある方は、津波避難場所や高台への避難経路を事前に確認しておくことも大切です。
強い揺れや長くゆっくりとした揺れを感じた場合には、津波警報を待たずに避難を始めることが重要です。
11月5日を「防災について考える日」に
災害は、いつ自分や大切な人の身に起こるかわかりません。
緊急地震速報を見聞きしたとき、慌てずに行動できるかどうかは、普段の備えや訓練の積み重ねが大きく関わってきます。
11月5日の「津波防災の日」をきっかけに、身を守る行動を実践し、ご家庭や職場で防災について話し合ってみませんか?
「知っている」だけでなく、「実際に行動できる」ことが大切です。
防災 THE PRESSでは、これからも日常生活の中で実践できる防災・減災情報をお届けしていきます。
参考・出典
気象庁「緊急地震速報訓練動画」
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jishin/eew/kunren/kit1.html





