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防災を普段から学ぶ姿勢の大切さを感じたぼうさいこくたい2023。

今回、横浜国立大学で行われた
「ぼうさいこくたい2023」に参加して感じたことは。。。

”災害に日頃から備える” 
自分の命を守るために大切なことだとは分かっていても、
日常生活を送る中で意識する機会は少なく、
いつしか防災に気持ちを向けることさえしなくなっていました。
私は大学生になって初めて防災に触れました。
その上で、関東大震災から100年という節目の年に、このイベントに参加したことは私にとって貴重な経験でした。💫

イベントの中では、様々な方のセッションを聞いたり、資料を拝見したり、
直接お話したりする中で、様々な刺激を得ました。私よりずっと年上で、
防災について研究されている方や、
中には私たちと同世代の東日本大震災で被災された方や、
次の世代へ防災の大切さを繋ごうと活動されている方に出会いました。

その他、様々な大型機械の展示があり、
実際に操縦して見せてくださったり、
大きい土砂崩れが発生した場合のシミュレータを体験したり、
VRを使用して津波が発生した時の映像を見ることが出来ました。
どれも迫力があり、リアルの出来事かのように思うことが出来、
オンラインで物事を学ぶことができるようになった時代に、実際に体験して学ぶことの大切さを感じました。

この記事のはじめに、
私は「日常生活」という言葉を使いました。
私は生まれてから現在に至るまで、地震は経験したものの、
避難所で過ごしたり、津波を身近に感じたり、
災害によって何かを失った経験をしたことがありません。
ですが、このイベントを通して、『「日常生活」とは何なのか』を考えさせられました。💭

イベントの中でたくさんの方とお話する中で、
若い世代の防災に関する関心が低いことが課題だ、というお声を何度か耳にしました。
前述したとおり、私自身防災について触れるのがひさしぶりだったので、
お話ししたみなさんが思う「防災に関心が低い若い世代」にあたるのだと思いますが、
「関心が低い・興味がない」のではなく、
「防災に触れる大切さは理解しているが、触れる機会が身近にない」のだと思います。
触れる機会があれば自然と関心をもつのが人間の心理だと思うので、
若い世代だからといって、触れる機会がないからといって、
関心がないというわけではないと思います。
逆に言うと、若い世代の方は、いまのところ興味はなくても、まずは機会に触れてみるのも大切かなと思います☺️

writer:チョウナンユカ(Tokyo/https://www.instagram.com/_tie.12?hl=ja)

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