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私たちと同世代である防災女子の皆さんと対談

神戸学院大学現代社会学部社会防災学科の女子学生を中心に結成されている

「防災女子」をご存知ですか?

今回私達は防災女子の皆さんにインタビューをさせて頂きました。

 

神戸学院大学「防災女子」とは、「女性の視点から」防災について考え、

防災の啓発活動を行っているサークルです。

神戸市内外のイベントを初め、防災講座で講師として招かれるなど、

地域を問わず幅広くご活躍されています。

 

“災害時こそ女子力で乗り切っていこう!”をコンセプトに活動に取り組まれており、今 活動の中心となっているのが災害時の食に関することだそうです。

災害時には食べ物を自由に買いに行くことが出来なかったり、

非常食などから得られる栄養だけなので、

どうしても食生活が偏りがちになってしまいます。

 

そこで家にあるストック食材も活用して食生活の偏りを少しでも改善したい、という気持ちから、災害時でも役立つ調理法の普及に取り組まれているそうです。

今回は「ポリ袋調理」についてご説明して頂きました。

防災女子 ポリ袋の紹介

 

「ポリ袋調理」とは、食品用の高密度ポリエチレンを用いる調理法で、ポリ袋に食材を入れて湯煎する等、簡単に料理が完成するため、災害時にとても役に立ちます。実際にポリ袋のみでサバの味噌煮ご飯などを作ることもできるそうです。

 

なぜ「防災女子」として活動しようと思ったのかについて尋ねたところ、

元々防災に関して興味があり先輩から防災女子のサークルがあることを聞き、

『女子だからこそ何かできることがあるのでは無いか』と思い入部されたそうです。

また、防災女子として印象に残った活動についてお尋ねしました。

防災女子としても人としても成長に繋がる、

ポリ袋だけで想像以上に美味しい料理が作れること、

小さい子どもに料理を伝えることの難しさなど

防災女子の活動を通じてたくさんのことを学ぶことが出来た、と仰っていました。

今後は食に関する活動はもちろん災害時の化粧や生理の問題など、

より女性の視点から活動の幅を広げていきたいそうです。

 

私達と同年代の女性が防災活動を行っていることを初めて知り、

「女性の視点」から防災に切り込んでいくという新しい活動も知ることが出来ました。

私自身たくさん防災訓練や取材に参加させて頂いていますが、

このような活動はとても新鮮でもっとたくさんの人に知ってほしい活動の1つになりました。

私も災害時に備えや、ポリ袋を活用した

調理方法を学んでおく必要があるととても感じました。

今回も私達の取材にご協力くださいました関係者の皆様、

そして防災女子の皆様、ありがとうございました。

 

Writer:シオノミサキ(Osaka/ https://www.instagram.com/salt____4_0/?hl=ja

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