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静岡県で開催された防災×テクノロジー官民連携プラットフォームのイベントに参加してきました!

今回は、ぼうさいこくたい2023の出会いを通じて、静岡県で行われた
「防災×テクノロジー官民連携プラットフォーム」(防テクPF)というイベントに参加してきました!
この取り組みは地方公共団体等のニーズと民間企業等が持つ先進技術のマッチングや
効果的な活用事例の横展開等を行う場として開催されています。
そのため、このイベントでは自治体と企業のマッチングなども行われるなど
自治体の課題を解決できそうな企業が自分の技術や取り組みを売り込む機会という環境があることを知り、
常に自治体の防災への対策がアップデートされているのだなと思いました。

今回は、主催の静岡県が取り組んでいる「防災」についての取り組みを紹介したいと思います!
静岡県では、「みんなで防災!未来へつなぐ静岡の力」という防災スローガンがあります。
このスローガンを元に様々な地震・津波対策を実施してきたそうです。

その中でも、気になるのはいずれくるといわれている南海トラフ巨大地震だと思います。
犠牲者のうちの3分の1が静岡県の犠牲者と予想されています。
具体的な数字で見ていくと

死者 約10万5,000人
全壊・焼失 約30万棟
避難者 約 130万人

の被害想定があります。
できるだけこの数字を小さくすべく
これまで様々な施策行い、令和4年度末で約8割の減災効果をもたらしたそうです!
この減少を維持するべく静岡県では139のアクションを行う10年計画が立ち上がっています!

その中でも自助(自分自身の身の安全を守ること)と公助(公的機関による救助・援助)の面で取り組んでいることを紹介します!

○自助の面での取り組み
「早期避難意識の向上と持続」の為に
静岡県では【わたしの避難計画】という避難計画カードを配布しています。
最低限の重要なことを書くだけの
簡単に作れる避難カードを1年かけて制作しました!
これまでに配布した市町では、
防災意識が68%から81%まで向上するという実績がでています!

各地域専用のものが作られていてガイドを見ながら自分で記入するだけで
自宅周辺のリスクを「理解」でき、正しい避難行動の「答え」が分かります!

令和7年度までに、ほぼ全地域に配布されるみたいなので、
静岡県民の皆さん届くの待っててください!
そして届いたら、是非手を動かして記入してみてくださいね!

○公助の面での取り組み
避難時・被災後の生活の質の確保の為の一環として、
市町が実施する津波避難タワーの滞在性機能の向上に対する支援を行っていくそうです!
屋根や壁、トイレの設置や通信手段の機能を、既存のタワー・命山に後付けしたいと考えているそうです。
避難出来ても、
その後身一つでそこに取り残されてしまったら
体調を崩してしまうかもしれません。
そのため、様々な機能をつけ健康的に過ごせるようにするそうです。

静岡県は民間企業と協力して設置していきたいと考えているそうです。
静岡県は技術・アイデア募集中なので、我こそはという企業さんはぜひ連絡してみてください!
静岡県は他にも、様々な民間企業と協力し地域の防災力向上を図っています。

しかし、私はこの取り組みのことを静岡県民ながら知りませんでした。
防災意識というのは、人任せではなく自分が意識することで身につくものだと感じました。
まずは、一人一人が防災について考え視野を広げることで、地域そして県の防災に繋がっていくと思います。
いざという時に自分の命、周りの人の命を守れるようまずは身近な防災から目を向けていきたいです!

Writer:カツラギハヅキ(Shizuoka/ https://www.instagram.com/hachaz8_7?igsh=MTMzdDI3YWQxYnpvMw==

 

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