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点を繋げて「輪」を作る!防災はできる範囲のことから◎

日本防災研究センターの山本さんにお話を伺いました。
この組織での主な活動は、災害に対する様々な分野の専門家を繋げる、というものです。
専門家は一つの分野で豊富な知識を持っていますが、
部分ごとの専門家であるが故に、防災全体としての力は弱いです。

防災 THE PRESSの役割イメージ

この異なる分野の専門家同士を繋げることで、
防災に関する情報が部分のみでなく全体的に増えます。
このようにして「点」である専門家同士を繋げて
「輪」にしていくという「人と人を繋ぐ」活動をしていらっしゃいます。

この活動を進めていく上で必要になるのが、
このようにして増やした防災に関する情報を、若い人が、若い人に発信、拡散していくことです。
若い世代は、阪神・淡路大震災などの大きな災害に遭った経験がなく、
防災に関する情報も難しいものが多いため、どうしても災害に対する意識が低くなってしまいます。
そこで、SNSを使って、若い人によって情報が発信、拡散されることで
多くの若い人たちの目に留まりやすくなり、防災がより身近に感じられ、防災に対する関心も増えていくのです。

日本防災研究センターの山本さんにお話を伺いました。

「防災」と聞くと最初は難しく感じ、何から取り組んだら良いのかわからない、という方は多いと思います。
実際に私もそう感じていたので、質問させていただきました。

すると、「できる範囲で、できることから始めれば良い。コロナ禍でも災害は関係なく起こるものである、という意識を常に持つことが大切。」と教えていただきました。
まずは家の中で倒れそうなものはないか見直したり、
避難経路や、住んでいる地域のハザードマップを確認しておいたりするなど、
簡単なことから始めれば良いとのことでした。
このようなことからであれば、誰でも簡単に防災を始めることができます。

防災THEPRESSの1周年記念インタビューをインフルエンサーが行いました

実際に、山本さんの家で取り組んでいらっしゃる防災で興味深かったのは、
「家の中に何もない部屋を作る」というものです。
家の寝室にタンスなどの家具を一切置かず、布団だけの部屋にすることで、
何か災害が起こった際にはその部屋に避難するようにしていらっしゃるようです。

家の外だけでなく、「安全地帯」を家の中にも作る、
という防災もあるのだということに気づくことができ、大変勉強になりました。

このように、山本さんから防災についてお話を伺って、
私の中の防災に対する意識、考え方は大きく変わりました。
「防災というものを難しく捉え過ぎずに、できる範囲でできるものから防災をしていく」。
この言葉を意識して、防災に対する考えを私も改めて見直してみようと強く感じました。

また防災THE PRESSでは
防災に関するお取り組みをされている官公庁、企業様や団体様などを積極的に発信したい方々を募集しております。
大学生インフルエンサーが取り組みに関して取材を行わせていただきます。
以下連絡先にお気軽にお問い合わせください。

株式会社日本防災研究センター 代表取締役

山本一夫

アドレス:info@jdpcr.jp

HP:https://jdprc.jp

 

Writer:タツノヒナコ/Osaka(https://instagram.com/h_ina___16700m?utm_medium=copy_link )

 

 

 

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