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遠隔操作で神戸港の水害を防ぐ!!訓練の様子を見学!

台風シーズンを前に神戸市港湾局では高潮などから街を守る防潮扉の閉鎖訓練を行いました。
神戸港沿いには、高潮被害を抑える防潮扉208基が設置されていて、
毎年台風シーズンに合わせて市が動作の確認を行なっているそうです!

高潮に備えて防潮鉄扉を全国初の遠隔操作を可能にする訓練

2018年の台風21号で、メリケンパークでは高さ2.3メートルの高潮が発生しましたが、
防潮扉を閉めていたことで被害を最小限に抑えられたという経緯もあり防潮扉の対策がいかに大事なのかを感じたと担当者の方はおっしゃっていました。
また、訓練では職員の方がタブレットを使って遠隔で扉を閉める操作を行い、動作に異常はないか確認しました。

今回の遠隔操作で閉鎖される防潮扉の点検を見学して思ったことが2つあります。
1つ目は、防潮扉の下にゴムと段差があり、
ゴムの伸縮性を活かして隙間ができないようになっていることです。
水が通らないようにピッタリ閉まるように設計されており、
その部分は何を使っているのかというと“ゴム”を利用していると聞いた時は驚きました。

2つ目は、遠隔操作だけではなく人力で動かせることです。
人力でも開けられるようになっていて安心しました。

また、神戸港では防災のポータルサイトを運用しており、
最新の状況が分かるようになっています。
地震が起きた時の津波や雨量が多くて神戸港の被害が気になった際は、
自分が外に出て確認するのではなく、このサイトを通じて確認してそれぞれ備えをしてもらえたら良いなと思います。
https://kobeko-bousai.jp 

Writer:モリタリオ(Hyogto/ https://www.instagram.com/tario169/ )

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