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災害時、スマホの充電を少しでも長く。「バッテリーを長持ちさせる」ために知っておきたいこと

地震や台風、豪雨などの災害が発生したとき、
私たちにとって重要なライフラインのひとつとなるのが「スマートフォン」。

家族や知人との安否確認、避難場所の検索、
気象・防災情報の確認、自治体からのお知らせ、地図の確認など、
災害時には普段以上にスマートフォンを使う場面が増えます。

一方、大規模な停電が発生すると、
「次にいつ充電できるか分からない」という状況になる可能性があります。

政府広報でも、
害への事前準備としてスマートフォンなどをフル充電しておくことや、
携帯電話とともに予備バッテリーを準備することが紹介されています。

だからこそ災害時は、
残されたバッテリーをできるだけ大切に使うことが重要です。

①「低電力モード」「バッテリーセーバー」をONに
まず確認したいのが、スマートフォンの省電力機能です。
iPhoneでは「低電力モード」、
Android端末では「バッテリーセーバー」など、
バッテリー消費を抑えるための機能が用意されています。

災害発生後、しばらく充電できない可能性がある場合は、
電池残量が少なくなってからではなく、
早めに省電力設定へ切り替えることも選択肢です。
機種によって設定方法や機能が異なるため、
平時のうちに自分のスマートフォンの設定場所を確認しておきましょう。

② 画面をできるだけ暗くする
スマートフォンの電池を温存するためには、ディスプレイの使い方にも注意しましょう。
災害時は必要以上に画面を明るくせず、
安全に操作できる範囲で画面の明るさを下げることで消費電力を抑えられます。
また、操作していない状態で画面が点灯し続けないよう、
画面が自動的に消えるまでの時間を短く設定しておくのもポイントです。

③ Wi-FiやBluetoothなど、使わない機能を見直す
Wi-FiやBluetoothなども、使用状況に応じて設定を見直しましょう。
使う予定のない通信機能はOFFにすることで、無駄な電力消費を減らせる場合があります。
ただし、災害時にはWi-Fiが重要な通信手段になるケースもあります。
一律にOFFにするのではなく、避難所などで提供されるWi-Fiを利用する場合にはONにするなど、
状況に応じて切り替えることが大切です。

④ 通信が不要な時間は「機内モード」も選択肢
電波状況が非常に悪い場所では、
スマートフォンが通信先を探し続けることでバッテリーを消費することがあります。
連絡や情報収集をしない時間帯などは、状況に応じて「機内モード」を活用する方法もあります。
ただし機内モード中は、設定状況によって電話やモバイル通信などが利用できなくなります。
緊急速報や家族からの連絡、
防災情報などを受け取る必要があるときは
通信できる状態に戻すことを忘れないようにしましょう。

⑤ 動画やSNSの長時間利用を控える
災害が起きると、状況が気になってSNSやニュースを何度も確認してしまいがちです。
しかし、動画の長時間視聴やSNSの連続利用は通信量だけでなく、バッテリーも消費します。
必要な情報を確認したら一度画面を閉じるなど、
「情報収集する時間」と「スマホを使わない時間」を分けることもバッテリーを守る方法のひとつです。
また、災害時のSNSでは不正確な情報やデマが広がることがあります。
政府広報でも、SNSの情報をそのまま信じるのではなく、
発信元を確認することの重要性が呼びかけられています。
気象庁や自治体など、信頼できる情報源を優先して確認しましょう。

⑥ 家族でスマートフォンを「交代」で使う
家族と一緒に避難している場合には、一人ひとりが同時にスマートフォンを使い続ける必要がないケースもあります。
例えば、
「今はこのスマートフォンで情報収集する」
「もう1台は電源を切る、または省電力状態で残しておく」
など、複数の端末がある場合は役割を分ける方法も考えられます。

すべてのスマートフォンの電池を同時に使い切ってしまわないよう、
家族全体でバッテリーを残すという考え方も覚えておきたいところです。

⑦ 「スマホが使えなくなる」ことも想定しておく
どれだけ節電していても、停電が長引けばスマートフォンの電池がなくなる可能性があります。
そこで重要なのが、スマートフォンだけに情報を集約しないことです。
家族の電話番号、勤務先や学校の連絡先、避難場所など、最低限必要な情報は紙にも書いて持っておくと安心です。
政府広報でも、携帯電話や予備バッテリーとともに「非常時の連絡先」を常時携行する災害用品として紹介しています。
また、災害時には電話が集中してつながりにくくなる可能性があります。
電話だけではなく、メールやSNS、災害用伝言ダイヤル「171」など、
複数の連絡方法を家族で確認しておきましょう。

 

災害が起きてからモバイルバッテリーを探したり、
省電力設定を調べたりするのではなく、
普段から準備しておくことが大切です。
政府広報でも、非常時に備えて携帯電話の予備バッテリーなどを準備することが推奨されています。

モバイルバッテリーを防災バッグに入れていても、いざというときに充電されていなければ十分に活用できません。
定期的に残量や状態を確認し、充電ケーブルもセットで準備しておきましょう。

そして台風や大雨など、
災害の発生がある程度予測できる場合には、
スマートフォンやモバイルバッテリーを早めに充電しておくことも立派な防災です。
政府広報でも、大雨などへの事前の備えとしてスマートフォンやパソコンをフル充電しておくことが紹介されています。

スマホの「残り1%」が大切な連絡につながるかもしれない
普段は充電が減れば、コンセントにつなげば済むスマートフォン。
しかし災害時は、その「当たり前」が突然できなくなる可能性があります。

スマートフォンは、情報を得るためだけではなく、
家族の安否を確認したり、自分の居場所を伝えたりするための重要なツールです。

「充電できるうちに充電する」
「使わない機能は見直す」
「必要なときのために電池を残す」
「スマホが使えない場合にも備える」

こうした小さな工夫を、
日頃の防災対策のひとつとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

災害は、いつ発生するか分かりません。
ぜひ一度、ご自身やご家族のスマートフォンの「省エネ設定」と「非常時の連絡方法」を確認してみてください。

災害時のスマートフォンの充電を長持ちさせる方法

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